ブダペスト 前編

ドナウのバラ  ブダペストの旅  前編



   2003年7月19日(土)の早朝、ハンガリーの首都ブダペストのバスターミナルに到着。
   そして、最初に向かったのは、自由橋のたもとにある中央市場

   中央市場は朝7時から開いていて、郊外にあるバスターミナルから地下鉄で1本。
   おまけに翌日の日曜日はお休みだから、
   食いしん坊な我が家の2人が最初に行くには、うってつけの場所なのだ。

 ← 中央市場の外観


   ブダペストの中央市場は、1994年に改装されたばかりで、思ったよりもきれい。
   中央部分が2階まで吹き抜けになっていて、とても明るい!
   地下と1階が食品の市場で、2階には軽食スタンドや、民芸品店が並んでいる。

中央市場の内部 → 


   1階には、ブダペストの名物、パプリカ(唐辛子)の店が多くあって、
   乾燥したものや、粉末、チューブ入りなど、様々な種類が売られている。
   
   
   2階の軽食スタンドの前に、パプリカを発見!
   ハンガリー人にとってパプリカは、塩、こしょう、などと同じような感覚なのかも。

        

   上の写真の左手前のお盆の上に置いてあるのが、
   お客さんが自分で好きなだけかける ”パプリカの粉”。

   続いて軽食スタンドで発見したのが、これまたブダペスト名物、鯉のフライ
   内陸の国だけに、海の魚より、川魚が多いようだ。

 ←結構大きい


   そして、なんと言ってもハンガリーの特産品といえば、これ!!!
   フォアグラ。 市場の中のたくさんの店で、フォアグラが売られている。
   その多くは、缶詰で、テリーヌ状のものがほとんどらしい。お土産にも最適☆
 
 お肉屋さんに並ぶ フォアグラの缶詰→  

朝早くだったので、1階や地下の肉や魚や香辛料などの店は活気があったけど、
2階のお土産屋さんは、まだ準備中の店が半分ぐらい。

    ←市場2階のレース屋さん

☆★☆★☆   


ドナウ河沿いを散歩しながら、次に向かったのは、聖イシュトヴァーン大聖堂
ブダペストを代表するネオ・ルネサンス様式の大聖堂で、正面両脇に80mの塔がある。
本堂中央のドームはそれより高い96mで、国会議事堂のドームと同じく,
ハンガリー建国896年に数字を合わせているそうだ。

 聖イシュトヴァーン大聖堂→   

    ←大聖堂内部

  ドームは展望台になっていて、登ることができ、
  テレビCMにでも使われそうな、きれいな螺旋階段が続いている。

     

  大聖堂の展望台から北の方角を眺めると、遠くに郵便貯金局の屋根が見える。
  光沢のあるカラフルなタイルを屋根に使用した、マジャル様式の装飾的な建物で、
  南ハンガリーのペーチ産のセラミックが使われている。

  ←郵便貯金局(郵政局・旧郵便貯金銀行)の屋根 

通りから見上げた郵便貯金局の外観→ 
  
  
  
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